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5.1.3 断層すべり量

                          
 震源断層で生じる食い違いの大きさは、「断層すべり量」と呼ばれる。このほか、断層食い違い量、断層変位量といった用語も使われるが意味は同じである。

 断層すべり量は震源断層上で一定ではなく、場所ごとに異なる。今はそのことに目をつぶって、震源断層全体で平均した平均断層すべり量 (単位:m)に着目しよう。平均断層すべり量もまた、と同様に大きな地震ほど大きい。と地震規模との関係は、

(5-2)  
となる。平均すべり量の値は、=8の大地震で6m程度、=3の小地震で2cm程度とる。表5.1.2には、いろいろなに対するの値をあわせて示しておいた。これらの値もおよその目安であることに注意願いたい。

 1960年チリ地震の平均断層すべり量は、約30mであった。チリ沖の海底では、広範囲にわたってこのように大きな食い違いが生じ、巨大な津波を発生させることとなった。


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