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6.2 日本の活断層
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| 6.2.1 日本の主な活断層 | ||
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図6.2.1-1 日本の主な活断層:「基盤的調査観測」の対象となっているもの.[(地震調査研究推進本部、1999)による] |
わが国では、約2000の活断層が知られている。その内、主要なものを図6.2.1-1に示す。1995年阪神・淡路大震災の後、国の地震調査研究推進本部が発足し、「基盤的調査観測」の一環として活断層の詳細な調査を開始した。図に示した98の活断層(群)は、この基盤的調査観測の対象として選定されたものである。 図に見るように、日本列島には活断層がくまなく分布している。とくに印象的なのは、関西から中部地方にかけて活断層が密集していることである。こうした状況を踏まえて、研究者たちは、関西地方には大地震がないという神話に繰り返し警鐘を鳴らしてきた。ちなみに、図中のNo.79が兵庫県南部地震を引き起こした六甲・淡路島断層帯である。 わが国で最も大規模な活断層は、四国を横断して紀伊半島中部に至る「中央構造線」である(図6.2.1-1のNo.81〜No.89)。もしこの全長約300kmが一気に破壊すれば、マグニチュード8を超える巨大な地震となる。実際の地震は、このような一括型になるのか分割型になるのか、また、後者ならどのようなセグメントに分かれるのか、詳しい検討が待たれる。 わが国第二の大活断層は、新潟県の糸魚川から静岡県に至る「糸魚川―静岡構造線」である(図6.2.1-1のNo.44〜No.42)。これは本州を東西に分ける大構造線で、「フォッサマグナ」の西縁を画する。糸魚川―静岡構造線の活動は、その北部で最も活発である。 活断層調査の結果は、地震調査研究推進本部から順次公表されている。また、都市域の活断層分布については、国土地理院の「都市圏活断層図」(2.5万分の1)でその詳細を知ることができる。
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